【自己紹介】初めまして、あゆみです。パート2

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ひとつのことが軌道に乗り、落ち着いてくると「あれ?私、暇じゃない?大丈夫?」と謎の不安に襲われるようになったのは30代前半の頃でしょうか。今振り返っても、決して暇ではなかったのですが、常に分厚い壁に衝突?激突?突進?何でも良いですが、とにかく壁を愛する気質になっていたため、10代の頃から夢だったネイルサロンの開業に向け、週末にネイリスト養成学校に通い始めました。しつこいようですが、編集、有料コンテンツ、釣具メーカーすべての業務を並行しながら、です。数ヶ月後、最低限必要と思っていた資格を無事に取得し、あとは実践あるのみだ!と勢いでサロンを開業しました。

ホームページ制作もチラシも自分で作ることができたので、宣伝広告費はほぼゼロ。コストをかけられなかったので、空いた時間に自分でポスティングもしました。最初は知人が、のちに地元の方々が来店くださるようになり、予想していたよりも早く一人では回しきれなくなりました。そこでひっそりとホームページでスタッフを募集したところ、すぐに応募があり即採用。IKEAの入口前で開かれるイベントに出店したり、地域の電気屋さんへ出張したりと、2人で色々なことに挑戦しました。その後サロンは彼女に任せ、2年後、独立という形で送り出し、彼女のサロンは今年5周年を迎えました。(徳さん、おめでとう♡)

サロンを手放し、次に迎えたのは【紙媒体の衰退】という試練でした。目に見えて落ちていく受注量と売上。常にアップデートされ続けるネットの世界には到底敵わず(紙媒体の良さもありますよ!)、コスト削減の嵐でした。また、同時にiモードなどの有料コンテンツも陰りを見せ、人生最大の不況(暇)に突入。そんなときに思い付いたのがYouTubeでした。すでに「YouTuber」という言葉が浸透し、結構稼げるらしいと噂されていた頃だったのですが、『そもそもYoutubeってどうしたらお金が入るんやろ?』と疑問に思い、時間もできたし♪と、軽いノリで始めてみることにしました。

最初はiPhoneで撮影し無料のソフトで編集しました。登録者が1人増える毎に「おっしゃーーー!」とガッツポーズ(マジでしてた)、再生数が100回超えるとミラクルハイテンション。そんな日々を繰り返し、気付けば2万人という自分でもびっくりな登録者数に。収益化の仕組みも分かったし、よし!満足っ!と思ったためチャンネルはクローズしましたが、YouTubeのために課金した撮影機材や材料費は、もちろん収益で賄うことができました。動画撮影・編集という技術を習得できたことも大きかったですし、動画を通して全国に知り合いができたことは何よりの財産となりました。

しかし、YouTubeで生計を立てるつもりは毛頭なかったため、ライター業の足しになるものを探さなくては・・・というところで出会ったのが介護の世界でした。正直、全く興味はなかったのですが「働きながら資格が取れます」のキャッチに惹かれ、親も歳を取るし、介護について学べるのはありがたいかも~くらいのノリで働き始めました(私の人生ほぼノリ)。といっても、私が携わったのは介護の現場ではなくバックオフィス業務。年中人手不足と言われるこの業界で、いかに人材を獲得するかを考え続ける求人部門でした(カッコつけて書きましたが、求人原稿のリライト要員)。

こう見えて(派手とか強いとか、そりゃもう好き放題言わる私ですが)、空気は読める方だと思うので、「もっとこうしたらいいのにな~」とか「これどうなんだろう?」と思いながらも、余計な発言はせずに程よい存在感で、キャッキャと仕事をしていたらやってきたのです。ヤツらが。COVID-19・・・新型コロナウイルスが。

(つづく)

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