前回の続きです。
昨夜誘っていただいた集まりで、偶然学歴の話になりました。
「学歴が武器になるのなんて新卒の時だけだよ」
「50にもなって学歴自慢してくるってそれしか誇れるものないからだから」
なんともまあ、辛辣なこと~。
当然私はそのテーマの間発言できるはずもなく、ふむふむと聞いていたわけですが、ふと、あ~これって時折聞く話に似ているな~と思いました。
興味はあるのに(←ここ重要)、自分が一度も所有・経験したことのないものを批判したり否定するアレです。
私がもし彼らの言葉を鵜呑みにして「そうですよね~。学歴なんてね~」と言ってしまったら、まさにアレになっちゃうんじゃないかと。学生生活を送ったからこそ発言権があると言いますか、経験しているからこそ「関係ない」と言えるのであって、そもそも経験をしていない私には学歴が関係ないかどうかなんて判断できないんですよね(個人的な意見です)。
人の何倍も不器用で選ぶ道はいつも遠回り、しなくて良い苦労を自ら買って出て後悔の連続。ただ、そうやってがむしゃらに生きていたらできることが増えていて、気付いたら「なんでもできるね」と褒めてもらえるようになっていたのですが、学歴は高卒。
前回のブログに紐づけると、努力をして頑張って誰かに喜んでもらうことができれば「学歴なんて関係ないよ」ということになるんだと思います。しかし、これは私が発していい言葉ではないんじゃないかなと思うのです。そして、学歴コンプレックスは今も心にしっかり根を張っていて、一生枯れることはないです。
幸いにも私の心は「コンプレックス=原動力」という単純構造なので、今のところ特に困ってはいないし、むしろ役に立っているのですが、それでもやっぱり、学歴はプラスになることはあってもマイナスになることはほとんどないんじゃないかなと思います。学歴がなくても地位や財を築いたり、素晴らしい功績を残されている方は星の数ほどいますが、学歴は自分に自信を持たせてくれるひとつのツールであることに違いはないと思うので、私は学歴は関係なくはない!と思います。
目次